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中村 幸治; 小関 隆久
JAERI 1317, 310 Pages, 1989/03
多数のトーラス状導体および軸対称ポロイダル磁場コイル群から成る複合トーラス導体系に対する実際的な渦電流問題を解くため、有限要素回路法を応用した計算コードシステムEDDYMULTを開発した。このコードシステムを用いた計算では、対象とする複合トーラス導体系の渦電流固有モード分解、外部起電力による渦電流分布の時間追跡およびこれら電流のつくる磁場構造の3次元解析が可能である。したがって、トカマク型核融合実験装置における渦電流関連の諸問題、ポロイダル磁場コイル電源の設計、トカマク本体電磁力の設計、プラズマ位置制御の解析などに汎用的に適用することができる。 本報告書は、EDDYMULTコードシステムについて、(1)解析理論、(2)計算コードシステムの構成、(3)取り扱える問題の範囲、(5)サブルーチンの処理機能などを詳細に説明したものであり、ほんコードシステムを使用する際の手引として用いることができる。
中村 幸治
The Int. Workshop for Eddy Current Code Comparison, p.327 - 325, 1987/00
トカマク装置で問題となる渦電流評価について、JT-60トカマクの開発研究の中で得た成果を述べる。 有限要素回路法の基礎理論、及び本理論に基づく複合トーラス導体系の渦電流解析コード「EDDYMULT」を紹介し、本コードの確証実験結果を述べる。 さらにJT-60を例にとり、非常に厳しい電磁力環境下にある真空容器の渦電流について外部ポロイダルコイル、トロイダル磁場コイル、各種架台等との間の相互作用を考慮した場合の数値計算結果を紹介する。
中村 幸治; 小関 隆久
JAERI-M 86-096, 59 Pages, 1986/07
多数のトーラス状導体や軸対称ポロイダルコイル群から構成される複合トーラス導体系の一般的な過電流問題を解く為、有限要素回路理論を拡張した。トカマク装置の主な構造物を全て含む大規模計算であるため、計算機容量、計算時間の制約を受けない数値計算手法を工夫した。即ち、過電流モードの縮小とエネルギー積分に際しての形状関数の導入である。本理論に基づき計算コードEDDYMULTを開発したが、トカマク装置の電磁力、誤差磁場設計、さらにプラズマ制御解析に有用であると考えられる。